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印象派に背を向けた画家
ファンタン=ラトゥール展
会期:1998年9月23日(水・祝)~11月8日(日)
画家の68年の生涯を通じて制作された花、静物、肖像、幻想的な主題等の油彩59点、リトグラフ2点、計61点で構成された日本で最初の回顧展。
当時、この展覧会を準備しはじめた頃、担当学芸員は何のコネクションもなくフランスとの国境付近にあるベルギーの小さな都市トゥルネーの、ファンタン=ラトゥールの作品を所蔵する美術館を訪れようと決心します。
途中、薔薇の花束を手土産にし、言い知れぬ不安と共に美術館に到着しました。
何としてもファンタン=ラトゥールの作品を日本に運び込みたく、日本の文化の話も入れながら、交渉は困難を極めたそうです。
館長は、その熱意を感じて、決定的な返事をします。
「ファンタン=ラトゥールの魂のために」
何年もの準備期間を経て、このファンタン=ラトゥール展を彼の魂の宿る場所にしたい一心で実現させた当時の学芸員の心意気が反映されている図録です。
280×240mm ページ数:296ページ
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